私たちの存在を形作るルーツを辿る旅、それが先祖探しです。以前のブログで触れた通り、私もこの旅に取り組んできました。そして、この度、私の従兄弟がその旅を共にしてくれることになりました。
従兄弟は私の先祖探しに深い興味を持ち、独自に調査を進めてくれました。その結果、我々の先祖が菩提寺とともに長野から越後(現在の新潟県)に移住した可能性が高いことが分かりました。彼はこの新たな発見をもとに、新潟の菩提寺を訪問する計画を立てました。
8月2日から従兄弟は新潟を訪れ、現地で更なる情報を集める予定です。私は彼に「結果ばかりを追わなくて良い。その土地に行って、ご先祖が住んでいたところで風を感じるだけでも、心に響くものがあるから。」とアドバイスしました。先祖探しは結果以上に、その過程で感じることが大切だと私は考えています。
実の兄弟たちはこの先祖探しにあまり関心を示しませんでしたが、従兄弟は私の志を理解し、共に歩んでくれています。この絆は本当に特別で、父も従兄弟には特別な感情を持っていました。父の生前、私が「従兄弟とはうまくやっていけるから。」と言った際には涙を流して喜んでくれました。父は天国から私たちの旅を見守ってくれていると信じています。
先祖探しの旅は、自分たちのルーツを再確認するだけでなく、家族の絆を深める絶好の機会でもあります。皆さんも、自分のルーツを辿ることで新たな発見と絆を感じてみてください。
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