会える時にあっておけ!人もパンダも

台北動物園のパンダの魅力を探る旅

北海道の恵庭に住む友人が以前から、「台北動物園のパンダはまるでオヤジみたいだから、絶対に見て!」と言っていました。5月6日の月曜日が閉館日だったこともあり、見に行く機会がなかなかありませんでしたが、ついに6月1日にパンダ館を訪れることができました。友よ、私の執念を見てください(笑)。

当日はかなり混雑していましたが、どうにかしてパンダを見ることができました。しかし、友人の言う通り「オヤジみたい」なパンダではありませんでした。帰国後、パンダについてさらに詳しく調べてみました。

台北動物園のパンダの歴史

台北動物園にいるパンダたちは、それぞれに興味深い歴史があります。

団団(ダン ダン)

  • 性別: オス
  • 生年月日: 2004年9月1日
  • 備考: 2008年に中国から贈与され、2022年に死亡

円円(ユアン ユアン)

  • 性別: メス
  • 生年月日: 2004年8月30日
  • 備考: 2008年に中国から贈与

円仔(ユアンザイ)

  • 性別: メス
  • 生年月日: 2013年7月6日
  • 親: 団団と円円
  • 備考: 台北動物園で初めて生まれたパンダ。「小さな丸いもの」を意味する名前で、公開後多くの訪問者から愛される

圓寶(ユアンバオ)

  • 性別: メス
  • 生年月日: 2020年6月28日
  • 親: 団団と円円
  • 備考: 円仔の妹で、公開後台北動物園の新たな人気者となる

団団と円円

  • 2008年に中国から台湾への贈り物として台北動物園に到着
  • 両国関係の温暖化を象徴

団団の逝去

  • 2022年に健康状態の悪化により安楽死
  • 脳病変のため発作を繰り返し、獣医チームが苦渋の決断を下す
  • 台湾と中国の交流を象徴する存在

友人が観たのはコロナ前のことだったので、おそらく2022年に亡くなった団団だったのでしょう。

友人がみたありし日の団団

今回私が観たのは、団団の娘であるユアンザイか、ユアンバオのどちらかのレディパンダでした。

団団の娘パンダ

年月が過ぎれば、パンダも歳を重ねます。いつまでも会えるわけではないのです。「団団、台湾の会社で働いている頃に会いに行けなくてごめんなさい。」合掌。


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